心の病に文句を言うブログ

主に精神医学・心理学への疑問など。

お久しぶりです。

こんにちは。一年以上ご無沙汰しておりました。お久しぶりです。

 

長いことブログの更新をしていなかったのですが、これから、また記事を書こうと思っております。

 

このブログは、心を病んでしまった僕がある民間の催眠療法を受けたあと、その体験談を書くための場所として始めました。その後は、僕が心の病の「治療」を受けてきて感じざるを得なかった精神医療・心理療法への疑問を書いていこうと思っていました。

 

詳しいことは当該記事に書いてありますが、その催眠療法を受けるきっかけとなったある漫画があります。

その漫画は、うつ病になってしまった男性が自身のうつ病が治るまでのことを描いたもので、うつ病になった主人公が最終的にうつ病を治してもらったのが、その催眠療法でした。

 

今年の一月ごろに、その漫画を紹介するある方のツイートが大いに拡散されるということがありました。

僕が書いた体験談の記事は、あるTwitterのアカウントでツイートしていたのですが、漫画を紹介する大注目されたそのツイートに、僕のその記事のツイートを引用して張り付けてくださった方がいて、元のツイートが拡散されるのと同時に僕の記事もたくさんの方の目に触れることになりました。

このブログの閲覧数も、それまでひと月に数名程度でしたが、そのツイートが拡散された日に、その一日だけで1万人以上の方がこのブログを訪れてくださったようです。

 

僕自身、例の催眠療法を知った際、受けるかどうかとても迷いました。その理由の一つが、その催眠療法を実際に受けた方の口コミがほとんどなかったことです。

そのため、もしその催眠を受けるかどうか迷っている方がいたら、その方の参考になればいいなと思い、記事を書きました。(他にも理由はありますが…)

ですから、漫画と同時に僕の記事が拡散され、実際に迷っていた方が参考になったとコメントしていただいたりしたことを、とても嬉しく思います。

 

遅すぎるかもしれませんが、例のツイートを引用して貼り付けてくださった方、そして、その記事にはてなスターやコメントをいただいた方々に、この場でお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

 

その体験談の記事の後、認知行動療法に関する記事を書きましたが、その後は更新をしておりませんでした。

それは、残念ながら、僕のメンタルが治り、心の病に関する発信をする気にならなくなったからではありません。今までの僕のメンタルヘルスに関することは次回以降に記事にしたいと思いますが、僕の心はほとんど回復することもないまま現在に至っています。

 

ブログを更新しなくなったのは、書く気になれなかったからですが、その時に僕が考えていたのは、書いても仕方ないだろう、ということでした。

僕自身が病んだ心を癒す方法を見つけられなかった。心の病をちゃんと治せる方法がわからないなら、何を書いてもブログを見てくれた人を助けることはできない。

元々誰かを助けるために記事を書こうとしたというよりは、僕が実際に経験した精神医学があまりにも効果がなく、そのことへの憤りを形にしたい、という個人的な理由で記事を書いていたところがあります。ですが、それ自体も含めて、「そんなことをしても仕方がない」という思いになっていました。

もちろん、僕と同じように心を病んで苦しんでいる方が共感できるようなものを書けば、それを見てその方は見て嬉しい気持ちになってくれたりするのかもしれませんが、それはあくまで「病んでいる状態で少し嬉しくなるだけ」であり、心の病が回復することとは全く別です。

それだけでも価値はあるのでしょうが、僕はどうしても記事を書く気にはなれませんでした。

 

残念ながら、人間の病んだ心を癒す方法というのは、今もまだわかっていません。

当然です。専門家である医者が見つけていないのですから。僕のような素人にわかるわけはないのです。

 

ですが、最後の更新から一年以上の月日が経ち、僕を取り巻く環境も変わってきて、ある考えに至りました。

それは、

「僕自身は心の病を癒す方法はわからない。だが、患者として実際に苦しみ、薬を飲んでみたりした経験は、治療法を見つける仕事をしている医学にとっても有用なのではないだろうか

ということです。

 

患者としての視点から精神医学の進歩に役立ちそうなことを書き、それをTwitterなどで発信すれば、それに賛同してくれる方が拡散してくれるかもしれない。そして、精神科医の目に触れることがあるかもしれない。

ありがたいことに、例の漫画のツイート以降、全然更新していないこのブログの読者になってくださった方や、このブログの記事をツイートしているアカウントをフォローしてくださる方がいらっしゃいます。こちらの方々にもお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

そして、このブログの記事が医者の目に触れることがなくても、書いた記事と同じ意見の方が記事を見てくれれば、少しでも嬉しい気持ちになってくれるかもしれない。

 

そのような思いに至り、またブログの記事を書く気が湧いてきました。

 

以上のような経緯から、またブログを更新していきたいと思います。

 

更新頻度は高くないですし、また更新をお休みすることもあるかもしれませんが、自分のペースで書きたいときに記事を書いていこうと思います。

 

賛同できる記事にははてなスターやコメントをいただけると大変嬉しいですし、もし拡散していただけるなら大変ありがたく思います。

 

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。